ということで、中国製の安物三脚を購入してみました。(^^;
この手の中国製商品って、違うメーカー(名称だけ?)から、同じものが
大量に出ているんですよね。
工場が同じなのか、同じ設計を使いまわしているのか、
OEMなのか、ライセンスなのか、コピーなのか、まったく不明ですが。(^^;
まったく同じでなく、微妙に違うのかもしれないけど。
それはさておき、写真のもの、足が上に畳めて雲台が足の中に入り、
たたんだ時の長さが短くなるタイプ。
長さが短い分、重く感じます。
実際重いけど。カタログ上では約1.5kg。実測してないけど。
大きさの割りに、そこそこの重量があるためか、値段の割にはしっかりしてます。
これの他に、一応4mmの六角レンチと、雲台のカバー、
三脚や一脚をベルトにつけるホルスター、
(写真に写っていないけど)全てを収納するバッグが付属していました。
足の折り曲げ部分が硬すぎて、少しゆるめました。
足の一本を取り外して、一脚に出来るのは、最近の流行りですね。
エレベーターが2段になっているもの。
ちなみに、足の先に直接雲台をつけた状態で、
縮めると400mmくらい。
伸ばして1,140mmくらい。
これにエレベーターをつけると、
縮めて650mmくらい。
伸ばして1,570mmくらい。
エレベーターありで、最大に伸ばすと、ファインダーが覗けません。(^^;
ストラップは、邪魔なので外しました。
付属の自由雲台は、こんな感じ。
36mmボールだそうで、わりとしっかりしてます。
と、まぁまぁ使えそうな感じです。
ダイヤルが3つあり、写真の裏側に、パン方向のロックダイヤル。
写真左側に見える大きなダイヤルが、ボールのロック。
写真右側の小さなダイヤルは、、、よくわかりませんが、これもロックダイヤル。(^^;
中国語の説明書では、大きなほうが粗調整、小さいほうが細調整となってますが、
中身は一緒で、ダイヤルの大きさが違うだけのような、、、。
小さい方は、固定からちょっと緩めた状態で、フリクションの調整に使えますけど。
が、色々と不満なことも。(価格を考えると、それほど不満もありませんけど(^^;)
自由雲台ですが、メーカーロゴを正面にすると、ロックダイヤルが右側になります。
これ、右手でカメラを持ちながら雲台を動かすと、左手でロックできないんですよね、、、。
かと言って、ロックダイヤルを左にすると、パンのロックダイヤルが向こう側へ。
なので、メーカーロゴがカメラを構えた時に右に来るようにして、ロックダイヤルを手前にしてます。
が、倒した時、構えて左に倒すと、ロックダイヤルは、雲台の向こう側に行ってしまう。(^^;
まぁ、Lプレートをつけているので、雲台で倒すことは無いのですけど、
なんか、設計上間違っているような、、、。
一応、アルカスイス互換のクランプになっていますが、
ほんの僅かに狭くなっていて、最大に開いても、上からプレートが入れられません。
付属のプレートはすんなりと入るけど。
本物のアルカスイスを持っていなくて、PeakDesignのプレートや、
中国製のLプレートで試した範囲なのですけど。
で、これ手持ちの別のクランプと取り替えようとしたら、現在付いているプレートの
取り付けネジが固すぎて、外れない、、、。
エレベーターの2段目。
力いっぱい締めても、左右方向に動きます。
あまり力いっぱい閉めると、ネジが壊れそうですけど。(^^;
ちなみに、チューブの肉厚は、0.8mmくらい。
足の開閉ロック。
手でロックを持ち上げて、手で押し込んでロックするものです。
一応、足を閉じる方向は斜めに切ってあるから、勝手にロック解除方向になりますが、
その後手で押し込んでロックさせないと、そのまま倒れます。(^^;
これも、手で解除して、手を離すと自動的にロック状態になってくれないものかなぁ。
ついでに言うと、解除のために引っ張るのは、ちょっと面倒。
総合的には、十分値段で折り合いが付く製品だと思います。
VelbonやSlikの1〜2万の製品を選ぶのであれば、
このあたりの中国製は十分比較検討するに値します。
何しろ、足が5,000円ちょい、ヘッドが3,000円ちょいですから。(^^;
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