トラベル三脚

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ということで、中国製の安物三脚を購入してみました。(^^;

 

_IMG9042.jpg

この手の中国製商品って、違うメーカー(名称だけ?)から、同じものが
大量に出ているんですよね。

工場が同じなのか、同じ設計を使いまわしているのか、
OEMなのか、ライセンスなのか、コピーなのか、まったく不明ですが。(^^;

まったく同じでなく、微妙に違うのかもしれないけど。

それはさておき、写真のもの、足が上に畳めて雲台が足の中に入り、
たたんだ時の長さが短くなるタイプ。

長さが短い分、重く感じます。
実際重いけど。カタログ上では約1.5kg。実測してないけど。

大きさの割りに、そこそこの重量があるためか、値段の割にはしっかりしてます。

これの他に、一応4mmの六角レンチと、雲台のカバー、
三脚や一脚をベルトにつけるホルスター、
(写真に写っていないけど)全てを収納するバッグが付属していました。

足の折り曲げ部分が硬すぎて、少しゆるめました。

足の一本を取り外して、一脚に出来るのは、最近の流行りですね。
エレベーターが2段になっているもの。

 

_IMG9048.jpg

ちなみに、足の先に直接雲台をつけた状態で、
縮めると400mmくらい。
伸ばして1,140mmくらい。

これにエレベーターをつけると、
縮めて650mmくらい。
伸ばして1,570mmくらい。

エレベーターありで、最大に伸ばすと、ファインダーが覗けません。(^^;

ストラップは、邪魔なので外しました。

 

付属の自由雲台は、こんな感じ。

_IMG9044.jpg

36mmボールだそうで、わりとしっかりしてます。

 

と、まぁまぁ使えそうな感じです。

ダイヤルが3つあり、写真の裏側に、パン方向のロックダイヤル。
写真左側に見える大きなダイヤルが、ボールのロック。
写真右側の小さなダイヤルは、、、よくわかりませんが、これもロックダイヤル。(^^;

中国語の説明書では、大きなほうが粗調整、小さいほうが細調整となってますが、
中身は一緒で、ダイヤルの大きさが違うだけのような、、、。

小さい方は、固定からちょっと緩めた状態で、フリクションの調整に使えますけど。

 

が、色々と不満なことも。(価格を考えると、それほど不満もありませんけど(^^;)

 

自由雲台ですが、メーカーロゴを正面にすると、ロックダイヤルが右側になります。
これ、右手でカメラを持ちながら雲台を動かすと、左手でロックできないんですよね、、、。
かと言って、ロックダイヤルを左にすると、パンのロックダイヤルが向こう側へ。
なので、メーカーロゴがカメラを構えた時に右に来るようにして、ロックダイヤルを手前にしてます。

が、倒した時、構えて左に倒すと、ロックダイヤルは、雲台の向こう側に行ってしまう。(^^;

まぁ、Lプレートをつけているので、雲台で倒すことは無いのですけど、
なんか、設計上間違っているような、、、。

 

 

一応、アルカスイス互換のクランプになっていますが、
ほんの僅かに狭くなっていて、最大に開いても、上からプレートが入れられません。
付属のプレートはすんなりと入るけど。

本物のアルカスイスを持っていなくて、PeakDesignのプレートや、
中国製のLプレートで試した範囲なのですけど。

で、これ手持ちの別のクランプと取り替えようとしたら、現在付いているプレートの
取り付けネジが固すぎて、外れない、、、。

 

エレベーターの2段目。
力いっぱい締めても、左右方向に動きます。
あまり力いっぱい閉めると、ネジが壊れそうですけど。(^^;

ちなみに、チューブの肉厚は、0.8mmくらい。

 

足の開閉ロック。

_IMG9053.jpg

手でロックを持ち上げて、手で押し込んでロックするものです。

一応、足を閉じる方向は斜めに切ってあるから、勝手にロック解除方向になりますが、
その後手で押し込んでロックさせないと、そのまま倒れます。(^^;

これも、手で解除して、手を離すと自動的にロック状態になってくれないものかなぁ。
ついでに言うと、解除のために引っ張るのは、ちょっと面倒。

 

総合的には、十分値段で折り合いが付く製品だと思います。

VelbonやSlikの1〜2万の製品を選ぶのであれば、
このあたりの中国製は十分比較検討するに値します。

何しろ、足が5,000円ちょい、ヘッドが3,000円ちょいですから。(^^;

 

 

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