いままで使っていたATCOMのAT-610が壊れたので、予備機を使っていましたが、
(予備機も同じ型(^^;)
このままでは、また障害発生時に問題が出ることと、やはり物理電話は使いやすいということで、
ちょっと違うメーカーのIP電話機を購入してみました。
GRANDSTREAMのGXP 1625です。
なぜか、PoEに対応していない1620よりも安かったので。(^^;
同じメーカーの製品として、HT-503も使っていますが、
これの出来が良くないことで、ちょっとこのメーカーはどうかと思ったのですけど、
なにしろ、やすかったもので、、、。(^^;
AT-610とほぼ同じ値段(メーカー希望価格はわからないけど)で、
ディスプレイが、132 x 48のモノクロドットマトリクス。
日本語対応です。
なぜか、最初の起動は英語でしたが、直後に日本語に切り替わりました。
IPアドレスから、現在地を見ているのでしょうか。(まさかGPSが入っているとも思えないし(^^;)
更に、このディスプレイを自由にレイアウトできる。
(標準のままでは、日付と時間と、「GRANDSTREAM」の文字で、
それに、曜日と秒を追加してみました。)
システム表示を日本語にすると、日本語書体が少し大きいので、
曜日表示がアンバランスになるため、英語表示に戻しました。
サブ表示に切り替えできる、サブスクリーンを自由に作れる。
絵もかける。(ただし、xmlでデータを送信するので、base64エンコードが必要)
書体は、boldの指定が出来るようだけれども、他の書体があるかは不明。
サイズも1つだけなのか、不明、、、なにも分からない。(^^;
このサブスクリーンで、天気予報のオプションがあるのですけど、
ファームのバージョンを上げたら使えなくなりました、、、。
それ以前でも、接続できなくて表示できていなかったけど。
電話帳に日本語が使える。
着信した時に、漢字で名前を表示できます。
2色LED付きのプログラマブルキーが2つ、
ディスプレイ表示する、プログラマブルキーが3つ。
外部から、電話機のコントロールが可能。
これで、ローカル内のApacheサーバでPostgreSQLベースの電話帳を作り、
この電話機に同期させ、そのページから直接この電話機を操作して電話をかけられます。
なので、電話機から電話帳を探さなくても、一覧表示が可能。
また、この電話機からのイベントをトリガーとして、サーバ上で何かをすることも可能。
着信音を自由に作れる。
メーカーページからダウンロードしたユーティリティが使えなくて、
SoXを使って作りましたけど。
サイズが、64kbyte以下に制限されるようで、短いものしか作れませんが。
待機状態で、LCDのバックライトが消えない状態だったようですが、
ファームを上げたら解消されました。
待機状態のバックライトの明るさも設定できるので、
ぼんやりつけっぱなしにすることも可能です。
音質は、、、まぁ普通でしょう。
G.711 u-Lawで設定しているし、外部も相手のゲートウェイがu-Lawなので、
それ以上の音質にはなりませんし。
本体は、とてもスマートなデザインになっています。
受話器を外した状態の厚みは、35mmくらい。
この状態は足をあげていますが、寝かせるとこんな感じ。
後ろの方で、高さ70mmくらい。
足を逆につけて、少し上向きの状態で壁付けもできます。
ただし。
コネクタ類が、全て後ろに垂直になっているので、
電源、Etherケーブルを入れると、浮きます。(^^;
まぁ、PoE対応なので、電源はなくても良いのですが、
PoEの送り出す装置を持っていないことと、結局Etherケーブルは、
この状態になるわけで、、、。
壁につける場合は、コネクタを逃がすための穴を開けないといけないかも。(^^;
機能満載で、価格の割に十分使えるものです。
そこそこの家庭用の電話機を買うよりも安いし。(^^;
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