動画の録音用に使っていたZOOMのノイズの多さから、
TASCAMのレコーダー、DR-70Dを入手してみました。
より良い音声収録の為です。
まだ未使用ですが、ざっとモニターしてみた感じだと、
なかなか良いように思えます。
DR-701Dが登場した後ですが、価格的に倍近くなってしまう事と、
そこまでの性能を求めておらず、性能が必要になった場合は、
サウンドコンソールごと持ち運んでいるので、70Dになりました。
本体は樹脂製ですが、マット仕上げで質感も良い感じ。
上面は、1/4のネジが着いていましたが、取り外す事も可能で、
外すとアクセサリーシューが着いています。
取り外した後のネジ穴を埋めるゴムも6個着いていて親切設計。
上部のネジのまわりはゴムで滑り止めと傷の防止でしょう。
また、下部は1/4のネジ穴とビデオ用のホールが開いています。
両端に見えるのは、内蔵マイク。
更に、別売りのアクセサリーセットで、ホットシューと1/4ネジのアダプタが入っているので、
これにより、カメラの上下のどちらでも付ける事が出来るようになります。
アクセサリーセットの中には、内蔵マイク用のウインドジャマーも入っていて、
取り付けると、こんな感じ。
ちなみに、このウインドジャマーを付けると、3番、4番のXLRコネクタが使用不可になります。
まぁ、4チャンネルレコーダーで、内蔵マイクは3−4に取られるので問題なく、
この仕様で正解でしょう。
下部は広くゴムに覆われていて、滑り止めと防音に効果がありそう。
で、実際の使用感ですが、手のひらに乗るくらいで、かなり小さめ。
奥行きが、XLR3個でいっぱいのサイズと言えば、判りますかね?
小さい為に、インプットボリュームも小さく、斜めに配置されているけれども、
ちょっと操作が難しそう。
最初に決めてしまえば、それほど触る事も無いのですけど。
面白いのが、インプットボリュームは、単なるアナログボリュームのように見えますが、
電源スイッチ兼用のホールドスイッチをホールドにすると、ボリュームを動かしても
レベルが固定されたままになり、全ての操作が不用意に変更されなくなります。
ちょっと残念なのが、ファンタムの変更。
メニューで、少し深い所に入らないと、ON-OFFが出来ません。
コンデンサとダイナミックを使い分けているので、ちょっと面倒かも。
運用時には、モバイルバッテリーと、ポータブルヘッドホンアンプを接続しての
使用になると思うので、ちょっとしたケースが必要になるかも。
(いくつかのメーカーから専用品が出ているのですが、
本体価格を考えると、ちょっと考えてしまいます)
あとはワイヤレスのラベリアマイクと、
もう一組くらいスモールダイヤフラムのコンデンサマイクかな。
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