前回の続き、カーネルの設定をしてみます。
これも、ドキュメントや、他の情報は微妙なところが合って、
バージョンに対して違いが大きすぎるのでしょう。
(今回は、ww25.5-15)
本体側で再構築すると多分、容量的に無理が出てくるので(不可能ではないらしい)、
Debianをいれてあるサーバを使う事にします。
とりあえず、ドキュメントに沿って、
適当なディレクトリにedison-image-ww25.5-15.zip をダウンロード、展開。
edison-srcディレクトリに移動して、新しいディレクトリ2つ作成
> mkdir bitbake_download_dir
> mkdir bitbake_sstate_dir
ビルド環境の構築
> ./meta-intel-edison/setup.sh --dl_dir=./bitbake_download_dir --sstate_dir=./bitbake_sstate_dir
作業用のディレクトリへ移動(多分、アーキテクチャによってディレクトリ名が変わると思われ)
> cd out/linux64
環境変数の設定
> source poky/oe-init-build-env
kernel configuration。
(これ、新しいXクライアントのターミナルを立ち上げるので、手元にXサーバが必要)
> bitbake -c menuconfig virtual/kernel
結果を保存して、出来上がった.configをdefconfigへ移動
(ディレクトリは、それぞれ適当に探してください(^^;)
> cp tmp/work/edison-poky-linux/linux-yocto/3.10.17-r0/linux-edison-standard-build/.config ../../../meta-intel-edison/meta-intel-edison-bsp/recipes-kernel/linux/files/defconfig
変更を適用
> bitbake virtual/kernel -c configure -f -v
ビルド(ものすごく時間がかかります、、、数時間)
> bitbake edison-image
ビルドされた物から、flash imageを作成。
(これ、ドキュメントの通りだと動きませんでしたので、ビルドディレクトリを明示的に与えます)
> ../../../meta-intel-edison/utils/flash/postBuild.sh ./
あとは、build/toFlashのファイルを、Edisonへ入れるだけです。
が、予定通りに動きませんでした。(正常起動はするけど)
続きは、また今度。
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