環境活動家などではないのですが、なんとなく環境関係を気にする程度で。
ここ数年で、LCAを基準とする取り組みが始まっているようです。
以前から、環境にやさしいとか、環境に対する負荷が少ないとか、
そういう製品は、本当にそうなのだろうか、という疑問がありまして、
確かに、最終段階ではそうなのかもしれないけれども、それ以前の段階では
どうなのだろうかと。
で、こういう基準があるんですね。
これは、原料採取から廃棄までの環境負荷を算出する方法なんですが、
よく考えてみると、原料採取に必要な機械の生産や、
また、その生産機械の生産の生産、、、
きりがありません。(^^;
なんだか、高層ビル屋上の巨大クレーン解体のようで。
(これ、建築中に使っている巨大クレーンで、小さなクレーンを持ち上げて、
屋上で組み立て、一回り小さなクレーンで、巨大クレーンを下ろして、
それよりも、更に小さなクレーンを持ち上げ、また下ろしてと繰り返し)
まぁ、既に人間がかなり広大に、自然の動きに手を入れてしまっていることが問題なんですがね。
例えば、湿原という物は、本来自然に消滅する物です。
自然に乾いていって、それまでに蓄積された養分から森が生まれる。
通常だと、他の場所にも湿原が出現する物だけれども、
現代では、それがない(次に湿原になりそうな所が開拓されてしまっている)から、
すでにある湿原を保護しないと、湿原にいる生物が、次に行く場所が無くなってしまう。
環境変化とともに、種が絶滅することも、また自然だと思うのですが。
恐竜時代の生物が絶滅したように。
同じように、資源を使い果たした人間が絶滅するのも、また自然なのかなと。
(どうなるのか、わかりませんけど)
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