で、その続き。
珈琲のいれ方にも、いろいろあり、
古くからは、豆を砕いて煎じるとか。
(前回の話の、イブリックを使ったターキッシュ)
少し進化して、湯の中に入れて、適当な時間を見て押しつぶすとか。
(これは、現在でも、ホームセンターで器具を購入できる)
それが更に進化して、灰汁を抜きつつ連続抽出をするためのドリップ方式とか。
(一番一般的な、ドリップ、、、この中にも、いろいろあるけど)
ネルを使った方法とか。
せっかちなイタリア人の、エスプレッソとか。
ドリップとは別方向に進化した、サイフォンとか。
水から抽出する、ダッチ珈琲とか。
パーコレーターなんてのも、ありますな。
ダッチ珈琲も、最近は、手軽な製品が出ているようで。
全ての方式でおいしく入れるための基本は、
濃くなるように努力すること。
これだけだと思う。
濃すぎたら、湯で薄めれば良いのだけれども、
薄い場合には、どうしようもないから。
それぞれの作法的な物、
ドリップでは、豆を蒸らすとか、中心から湯を置くとか。
そういった物を基本として、
なるべく、薄くならない方法を、自分なりに考えてみる。
まず、これが第1。
あとは、湯(あるいは水)の温度、速度。
これで、苦味、酸味の調節をする。
カフェインなどの苦味は、高い温度で溶けやすい物だから、
温度を上げれば、苦味が出てくる。
温度を下げると、酸味が出てくる。
あ、その前に、酸味に関して。
豆が古い物は、論外。
珈琲豆の賞味期限は、焙煎に左右されるようだけれども、
通常は焙煎から1週間から2週間程度。
古くなると、豆に含まれる油が酸化して、酸っぱくなる。
これを珈琲の酸味と、勘違いしている人が多いようだが。
しっかりと焙煎された珈琲の酸味は、ほんらいわずかな物で、
焼きが浅いと、酸味が強くなってくる物だけれども。
最低限、素材の鮮度を確認できる店を選ぶことかな。
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