で、いきなり核心、
こんなタイトルの書籍、雑誌、ページ、講座、いろいろあるが、
おいしいコーヒーは、ないと思っている。
もしかしたら、絶対的にまずい珈琲はあるのかもしれないけど。
自分でいれるコーヒーでは、毎日おいしいコーヒーを入れている。
が、毎日、味が違う。
体調や、天候や、気分や、その他いろいろな要因で、
その時に欲しいコーヒーの味が変わるから。
さっぱりと、酸味のあるコーヒーが飲みたくなったり、
さっぱりと、苦味のあるコーヒーが飲みたくなったり、
こってりと、甘味のあるコーヒーが飲みたくなったり。
その日によって、いろいろ。
正確には、その時に自分がおいしいと思えるコーヒーの入れ方。
でしょうかね。
ある、珈琲豆屋の店主が言ってました。
豆を売った時点で、
手渡した瞬間に、これは私の珈琲ではない。
あなたの珈琲だと。
つまり、豆を焼く所までは、自分の求める味にするが、
そこから先、抽出して液体にする作業は、客が行うから、
この素材から、好きな味を作ってくれと。
無責任に見えるかもしれないけれども、珈琲とは、こういうものだと思う。
珈琲を抽出する方法にもいろいろとあって、日本で一般的なのは、
ドリップ式。それも、カリタかメリタか、そのコピー。
若干の道具が必要。
その昔、ブラジルから来た知り合いから豆をもらって(当然ブラジル)、
中身を見たら、ほとんどパウダー状になった豆だった。
ペーパーで入れてみても、すぐに目詰まりしてしまって。
そこで思い出したのが、イブリック。
ターキッシュ(トルコ式)の方法で、イブリックと言う小さな鍋を使い、
抽出する方法だけれども、そんなものがなく、似たような物、、、
シェラカップに、豆と水を入れて、火にかけ、沸騰したら少し下ろして。
落ち着いたら、また火にかけて。
それを数度繰り返していると、そのうちに豆が沈んで、飲み頃。
あまりおいしくなかったけれども、こういうのもアリかなと。
閑話休題。
これが、一番簡単かも。
いや、ある喫茶店のマスターから聞いた話で、まだ実践していないが、
挽いていない豆と、同量の(重さで)水を、ポットに入れて、
1ヶ月くらい冷蔵庫で寝かす。
これが、一番手間がかからずに、おいしい珈琲が出来るのかも。
非常に時間がかかるけれども。
ちょっと長くなってしまったので、つづきは、また今度。
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